asahi.com : マネー【〈コラム〉経済気象台】 大学工学部の分布より
去年までの失業については需要と供給のミスマッチが原因ですと言われていたけど(信用していなかったけど)この話は同じ需要と供給のミスマッチでもコラムニストの解釈間違いが滑稽。
大学受験するときに、将来就職したい会社の近くにある工学部を目指す受験生など聞いたことがない。
就職活動するときに、大学の近くから探す大学生など聞いたことがない。*)
小学校の校歌の世界観で見ると地元の大学は大事なんだろうけど、学生は企業イメージで就職先を選ぶ。リクルートが就職活動前と後で人気企業ランキングをとってみたら、顔ぶれが全然違った、という調査もある。
*)私が岐阜から東京の大学へ、東京で就職、という選択をしたので知り合いに同じ傾向の人が多い、という偏りはあります。
2004年10月01日
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というより
「(適当なところがあれば)将来住みたい地域にある大学を目指す」
という発想の人は確実に存在するような気がします。
というか、むしろ偏差値の高い一部の人を除いたら、ほとんどの場合、親は適当な大学が存在すれば自宅から通うことを望んでいるでしょうし、本人の経済的負担の問題から考えてもメリットは見込めるし、さらに最近の若者の地方公務員熱を見れば、本人が親兄弟や幼馴染たちとの平凡ではあるけれど安定したプライベートを望んでいるようなことは十分考えられるのではないでしょうか?
そして、それはパレートの法則からすると全体の80%かもしれませんよ。
ただ、そういう人でも、大学進学でやむを得ず地元を離れてしまって、酒池肉林で4年間も過せば、「住めば都」になる可能性も高い。むしろ、安定(現状維持)志向の人ほど、地元には戻ってこないのかもしれません。
また、これからは地方の時代だ!と真剣に考えている人だっているかもしれないですが、「地方で成功する」という観点で考えれば、将来の礎を築くためには、「地元の大学での4年間」はかなりのアドヴァンテージがあるのではないでしょうか?(ごく少数派でしょうが…)
またまた異議になっちゃいました。すみません。
では、明日、京都で。(「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」は必ず持って行きますので、よろしく!)