2004年10月16日

仕事と生活のバランスに悩むアメリカ人

CNET Japan Blog - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:仕事と生活のバランスに悩むアメリカ人

個人的にとてもタイムリーな記事でした。

仕事と生活をどう「両立」させるか、という問題に頭を悩ませる人は多いかもしれません。生活というより具体的には夫婦間の問題だったり子育ての問題だったりするかもしれないけど、仕事「も」生活「も」両方うまくやろうと四苦八苦している人たちへ別の解決方法を提示しています。
「両立」には無理がある。使える時間とかエネルギーは同じなんだから、「割り切り」と「割り当て」と「切り替え」しかない、中長期的な優先事項を決めること、短期的には「今」やっていることと「次」にやることを素早くスイッチしてそれに集中すること、というのがその手法。

なるほど〜。

一方で、同じ梅田さんの別の記事に、またちょっと違った視点から発言している今北純一さんとの対談があります。
「欧州の真の力強さとは何か」
今北さんは「欧」と「米」は違う、アメリカでは50歳まで猛烈に働いてお金を貯めてリタイアし、余生をのんびり過ごすという考え方があるけどヨーロッパにはそれはない、今しかできないこと、後からでは取り返せないものがあるということをヨーロッパの人は大切にするから、といっています。
最初に紹介した記事はどちらかというとこの「仕事と生活を同時に両立するのではなく、それぞれを優先する時期をわけよう」という考え方です。
二つ目の記事は、ヨーロッパのエリートは「両立させる」という話です。
梅田さんはどちらでも紹介者の立場ですし、それぞれの記事が2004年の「アメリカの一般の人」、2001年の「ヨーロッパのエリート」という違いもありますし、きれいに対比できるわけではないんですが、対照的な考え方であることは確かです。

2004-10-20 追記:
同じ元ネタを参照しているこういう記事もあります。
http://www.ki-dousen.net/modules/nsections/index.php?op=viewarticle&artid=157
posted by ほんのしおり at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/58325753

この記事へのトラックバック