先日、内田樹先生の言葉から「学ぶ」ということについて一言書いたのですが、また素晴らしい言葉に出会えたのでメモ。
まずは、勉強会での先生の言葉。(先生の言葉を要約)
縦軸に協力の度合いを、横軸に能力をとって、能力の低い人から高い人へ、周りの人との協力度合いをグラフに描いてみて下さい。どんなカーブになると思いますか?
能力の低い人は、周りと協力します。そうしないと仕事が進みませんから。
能力の高い人も、周りと協力します。そうした方が生産性が高いし、そういうことができるからこそ能力が高いのです。
じゃあ、中間の人はどうかというと、これが一番協力度が低いんです。ある程度自分の能力に自信がつくと何でも自分でできると思ってしまうからです。そして、この層には知識イコール能力だと思っている人が多いんです。こういう人は伸び悩みます。
今回の発表会のテーマは「社内コミュニケーション」でした。社内のコミュニケーションがうまく行かないのはなぜか?どうしたら良くなるのか?という発表でした。まずは先生の痛烈な批判。
情報共有しようといっている人たちの言葉をよく聞いてみると、単に「もっと俺に教えろ」にすぎないことが多いんです。自分から周りに伝えたいのに方法や手段がないといっている人はほとんどいませんよ。
本当にどきっとさせられます。私も約一年前にこの勉強会で『新ネットワーク思考−世界のしくみを読み解く』を読んで「情報は発信するところに集まる」という言葉を知るまではこういう態度でしたから。
それから、ちょっと前の梅田望夫さんのアマチュアとプロフェッショナルの違いについてのブログエントリ。元々はUCバークレーもGoogle Videoで講義を公開し始めたという内容ですが、これによって何が変わるのかという考察を読んでみて下さい。
要約すると、こういった動きで変わるのは「アマチュアであり、偽物のプロである。本物のプロは影響を受けない。」と。その道のプロになるためのプロセスが限定されていた(このエントリに引きつけて言えばプロになるための知識が限定されていた)ことだけでプロになっている人はアマチュアに追いつかれ追い越されますよ、と指摘してます。
My Life Between Silicon Valley and Japan: UCバークレイの授業が無料でGoogle Videoに!!!