2010年07月21日

[書評] 伊坂 幸太郎 / 『砂漠』

砂漠 伊坂 幸太郎 / 『砂漠』 / 2010-06(2005-12) / 新潮文庫 / B+

さすが伊坂幸太郎、という満足感とともに読み終えました。

東北大学とおぼしき大学を舞台に、東西南北の漢字が姓に含まれているという理由で麻雀仲間になった4人と+ひとり。
これぞ青春、という甘酸っぱいお話し。 これぞ伊坂ワールド、という巻き込まれ犯罪。

どこまでも軽妙洒脱で、だけど、それでいて地味で大切な何かを正面から肯定する物語。
砂漠に雪を降らせることだって可能なんだという全能感と、自分たちの小ささから逃げも隠れもしない小市民さ。
そういった塩梅のいい作品でした。

Amazon.co.jp: 『砂漠』

posted by ほんのしおり at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌
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