2011年05月21日

設計トラブル

@IT MONOistの記事が素晴らしい内容だったのでご紹介します。

トラブル三兄弟とは「新規」「トレードオフ」「変更」のこと。 設計トラブルの原因ほとんどがこの3つに帰せられるとの指摘に頷くことしきり。 特に、連載2回目の

福島原発、特に最も気になるプルサーマルの3号機は、「新規君」「トレードオフ君」「変更君」……全てを含んでいますよ!
実験室からそのまま造ってしまったような気がするぜぃ。
という部分はドキッとします。

連載3回目の最後にこう述べていらっしゃいます。

この記事の執筆にあたって、気が付いたことが幾つかあります。

1. 原子力発電所の仕組みがまるで「実験室」から出てきたような装置であること。
2. 事故を解説する専門家も「実験室」から出てきたような発言であること。
3. 職人の専門用語である「安全率」が登場しないこと。
 そして、最後にとても残念なことがあります。それは……、テレビの報道などで事故について解説する人物が各所の管理者や学者で、技術者や設計者、そして、職人が登場しないことです。
現場こそ、モノ作りこそ、というサイトですので割り引いて読むべきところもあるかと思いますが、最近、自社の技術研究所の人と衝突して「こんニャロメ」と感じたこととよく似ています。

posted by ほんのしおり at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき

2011年04月30日

Twitter

昨年子どもが生まれてからというもの、書評を書く時間が取れなくなりました。 このブログも書評を簡単に書くために始めたものだったのに、それが簡単ではなく、更新も滞りがちでした。

読書する時間は、就寝前の布団の中で読む時間がなくなりましたが、通勤電車の中が使えるので、読書する時間は確保できています。ところが、キーボードを前に感想文を書き、読み返し、手を入れてまた流れの悪いところを変えてみて、、、という時間がとれないんですね...
育児してみるまで、まったく分かっていませんでした。

そこで考えたのが、ツールをTwitterに切り替えてみる、という方法です。 書評をこのブログではなくて、Twitterに切り替えてみます。
https://twitter.com/#!/yamayomu

ただ、「本の著者、題名、書影をきちんと調べて入力する」という手間も実はばかにできないので、Twitterと連携できるブクログという読書記録/書評サービスを使っています。
http://booklog.jp/users/yamayomu
これだと、140字きっちりに収まらない部分を省略して先頭だけ抜き書きしてくれるし。

まだ実験的な試みではありますが、2-3日試してみた限りでは、なかなかよい感触です。
Twitterならではの、140字までという短さが、書き出しの軽さに繋がります。
長い書評でしか表現できないことも、もちろんあります。 ただし、それを大事にしようとするあまり、書くことから遠ざかっていました。
ブログならではのトラックバック、コメントという機能も楽しいのですが、まずは何かひと言でも残しておくことを優先させようと思います。

posted by ほんのしおり at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき

2011年03月28日

現地に行かなくてもできる支援の方法

3月11日に起きた大地震と津波と原子力発電所の事故。

どれか一つでも大変な災害なのに、三つも重なってしまい、被災された方にはお見舞い申し上げます。



私の大学時代の後輩(※)が、そんな被災者の一人であり、そして復興のための活動を行っているということがわかりました。彼に「現地に行かなくてもできる支援の方法」を教えてもらいましたのでこちらで紹介します。
送ってもらったメールをほぼそのまま引用しているので、文中の「私」とは後輩のことです。
転載歓迎ということですので、どんどん知人友人にご紹介ください。



(※)彼の自己紹介:せんだい・みやぎNPOセンターという中間支援NPOで働いています。
平たく言うと、NPOの活動を支援するNPOです。
こういう事態ですので、今は災害救援活動を行なうNPOの後方支援をしています。
県外から来ている災害救援団体の現地でのコーディネートや情報提供などです。



では、お金編、モノ編、ヒト編の3本立てでご紹介します。

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posted by ほんのしおり at 02:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき