2005年03月25日

失敗知識データベース

失敗学の提唱者である畑村さんが主催して、失敗知識データベースなるものが作成されました。素晴らしい。
個々の事例はほとんど私に直接関わらないのですが、「失敗表現の構造化の必要性」を訴えたページはきちんと抽象化、理論化されていて汎用的な応用の利く素晴らしい文章だと思います。
そのエッセンスを冒頭の文章から引用します。

さまざまな組織や人が、この種の失敗が起こらないようにと一生懸命考え行動している。その最も一般的な例が失敗事例集、不具合事例集、事故事例集などを作ることである。そしてまじめな企業、組織はどこも懸命にこの種の失敗事例集を作っている。しかしそれらは少しも生かされていない。失敗事例集を作る者から見れば、十分にそれが仕事の中に生かされ、失敗を未然に防ぐことを期待しているのに、それらが生かされず同じ失敗が繰り返されるのはなぜだろうか? その原因の1つは"失敗知識の伝達"がうまくいっていないことである。

文章ではなく、図で表現したのが「失敗まんだら」。これまた面白い。個人的に参加している勉強会の先生に見せたら自分ひとりでは読み取れない面白いことがこの図からたくさん読めそうです。
posted by ほんのしおり at 01:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき

2005年03月06日

サントリー山崎蒸留所

サントリー山崎蒸留所の見学に行ってきました。
通常の見学コースに加えて、ウィスキー大学マスターコース 〜シングルモルト篇〜」の加わったものでした。
製造過程、樽の眠る貯蔵庫などを見学して、最後にアイリッシュウィスキーとサントリーさんのウィスキーを飲みくらべてみたり、同じサントリーさんのウィスキーの出来立てと4年ものと12年ものを飲みくらべてみたり、味や香りの違いにひたりました。
一番びっくりしたのは、安いウィスキーと高いウィスキーを造り分けているわけではない、ということ。どのウィスキーも全部造るときは一緒で、出来上がってから「これはこのブランド向きの味だ」と試飲して決めている、ということ。「寝かせるといい味をだすウィスキーは、製造直後ははねっかえりでどうしようもない感じのが多いんですよ。」という言葉も印象的でした。
何より案内してくださった方が、ウィスキーと自分の仕事を愛している、という姿がまぶしくなんとも羨ましい一日でした。
posted by ほんのしおり at 23:52| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき

2005年02月28日

ゆとり教育?

ゆとり教育は失敗だった、弱者切捨てのための陰謀だった、など批判が増えていますが、発想や制度はよかったが運用は悪かった、というものもあります。その観点でフィンランドはうまくいっているぞ、という記事がありました。
asai.com: 比較・競争とは無縁 学習到達度「世界一」のフィンランド
これが事実ならすごいことです。
posted by ほんのしおり at 03:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき