2007年05月10日

紹介: Did You Know/Shift Happens

へぇ〜。面白い!

404 blog not found経由で知ったプレゼンテーションコンテストの優勝作品。ほんの一部だけ翻訳してみました。

『世界がもし100人の村だったら』の逆バージョンとでも言ったらいいんでしょうか。 インドや中国のでかさ、文字通り日進月歩で増えつつある情報量についての衝撃的な数字を分かりやすいスライドで教えてくれます。

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知ってました?

  • 中国のIQランキング上位25%の人口って、北米全部の人口より多いんですよ。
知ってました?(おそらくアメリカの話し)
  • 4人に1人は社歴が1年未満だって。
  • さらに2人に1人は社歴が5年未満だってことを。
  • 2010年の求人倍率トップ10の仕事は2004年には存在してなかったって。まだ存在してない職業のために学生を教育訓練していく必要があるってことです。
  • 2002年に任天堂が研究開発に投じたのは1億4000万ドル。アメリカ政府が教育の研究開発に投じたのはその半分以下。
知ってました?
  • Googleでは、毎月27億回も検索されてるってことを。Googleがなかった頃って、誰に聞いてたんでしょうね。
  • New York Times一週間分に載っている情報は、18世紀の人の一生分の情報量だって。
  • 新しい技術に関する情報量は2年で倍になっているって。4年制の大学に入ったとして、最初の2年間でせっせと学んだことが3年目1年間で学ぶことより少ないって感じ。
  • さらに、2010年には72時間で倍になるらしいって。
こういうことが意味しているものは ... shift happens, NOW YOU KNOW.


比較的分かりやすい英語なのでぜひぜひ。(ま、斉藤美奈子さんがいうように、「単純化されたメッセージから受け取れるのは、単純な感想だけだ。」って面にも注意する必要はありますけどね。)

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2007年03月01日

楽観的な心配性

今日(昨日)は本社から技術部門の本部長が私の勤務する支社に用事がある、というので昼食会を企画しました。
その中で出たのがタイトルの言葉。

「プロジェクトマネージャーってのは楽観的な心配性でないとダメなんだよね」

私の理解したところでは、「楽観的でなければプロジェクトは成功しない」し「心配性でなければプロジェクトは失敗する」ということ。なるほどー。こういうちょっと日常を離れた言葉がポッと出てくるところ、私が本部長を尊敬する所以です。

あと、今私が資格試験の勉強をしている Project Management Professional とそのガイドブックである Project Management Body of Knowledge について、

「スキルのある、でも(体系だった)知識の無い人に取ってはすごくいい教科書/資格だと思うよ。でも、最近はスキルが無いけど知識だけ覚えて、それで自分はスキルがあると思ってしまう人が多いように思う。これはかえって危険だからね。」

そう、スキルと知識は別なんですよね。
中途採用の面接をしていると、スキルだけあって知識のない人には時々出会います。知識がないだけでスキルのある人は前向きに「いいところを探そう」という面接になります。
逆に、知識はあるけどスキルの無い人は厳しいですね。一度、すごく気の毒な面接をしたことがあります。本人が「自分には知識はあるけどスキルが無い」ということを自覚して転職活動をしているのに、まさにその理由でどうしても採用できなかった、というケースです。非常にまれなケースでしたが。上の本部長の言葉で腑に落ちたんですが、確かに知識があるだけの人はほとんどが「自分にはスキルがある」と思っていますね。こういう方は悩まずに不採用です。

そういう自分はどうよ、という反省も込めて、悲観的な無神経にならないように気をつけなきゃ。
posted by ほんのしおり at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき

2007年02月14日

心に「しおり」を挟んでおく

日経ビジネスオンラインの"Life Hacks 今日の仕事のコツ!: 「考える作業」の進め方"という記事の欄外コラムに、「心に『しおり』を挟んでおく」というのがありました。
 ミシガン大学の心理学者、コリーン・サイフェルトは、私たちが真剣に問題に取り組んでいる時、その問題について脳は、心の中の「しおり」を挟んでおく、と指摘します。仮にその時には、問題が解けなかったとしても、その後しばらくして「解法がひらめく」ことがあるのは、そうした「心のしおり」による成果だというのです。

なるほど!
私はこのblogに書きたいんだけれども、うまくまとめられないこと、きれいなフレーズが思い浮かばないこと、まだもやもやしていること、などは書かずにいます。そうやって心のうちにためている書評も何本もあります。
ぜひ皆さんに紹介したいなとは思っていても...

本blogのタイトルにひっかけて、これからは中途半端でも「しおり」代わりに書いてみようかなと思います。
posted by ほんのしおり at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき