実生活の私の知り合いの方は、私が最近写真にトリツカレ男なのをご存知かと思います。 そして、私のもうひとつの趣味がオートバイ。
となると当然、走行中に見ている景色を写真に撮りたくなる、という気持ちはご理解いただけるかと思いますが、走行中の右手はアクセルとブレーキ、左手はクラッチです。
いい方法がないかなぁと思っていたらありました。
その名も「デジカメ吸盤君」。吸盤に自由雲台をくっつけたものです。
コオロギに跨がって: デジカメ吸盤君の写真を見て「これだ!」と喜び勇んで試してみました。
タコメーターは見えなくなりますが、バイクのスクリーンでカメラ本体も保護されるし、うってつけの場所です。
では、作品例を。
夕暮れの名古屋都市高速のカーブ
シャッター速度が遅くてぶれているので、実際よりもスピード感があります。
川島サービスエリアのランプ
写真のブレからバイクの振動の具合がわかるでしょうか。
ひるがの高原の雪よけトンネル
トンネルのカーブの具合と色合いがちょっとマトリックスみたいでしょ。
三桁国道でバスとすれ違う
これは郡上から金山へ抜けるR256。左上の赤い色はカウルの色の反射です。
道具と問題発生
カメラは「インターバルタイマー」機能がついて、防水(防塵)機能のついたPENTAXのOptio 60W。 指定した間隔で自動的にシャッターを切ってくれます。まずは1分に1回で試してみました。 もちろん、写真として面白いのは数十枚に一枚程度なんですが、他では絶対に撮れない写真なので楽しくって仕方ありません。
問題は、ビッグツインの振動ですね。
デジカメ吸盤君は振動でカメラが垂れ下がってきます。吸盤を強力に貼付けるためのねじが振動で緩んできます。
デジカメ吸盤君の他にもう一種類、兄弟製品も試したのですが、こちらはやはり振動でプラスチックが割れてしまいました。プラスチックが割れなかったら、逆にカメラが壊れてしまうかも...
せっかく面白いこと見つけたのになぁ...